
2022.02.25 マジック:ザ・ギャザリング バーチャルアート展
「マジック:ザ・ギャザリング」は1993年にアメリカで発売された、世界初のトレーディングカードゲームです。世界的ゲームクリエイティブカンパニー「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(本社:ワシントン州レントン、 アメリカ合衆国、 CEO:クリス・カークス)、以下「ウィザーズ」」が製造・販売しています。現在では11の言語で翻訳され、全世界で70以上の国と地域で4千万人を超えるファンとプレイヤーを魅了しています。
今回は、2月18日より発売の同ゲーム最新セット「神河:輝ける世界」のリリースを記念し、その世界観をもとに制作した仮想空間を舞台に、「北斗の拳」などを手掛ける漫画家・原哲夫氏や、コジマプロダクションのアートディレクター・新川洋司氏、イラストレーター・寺田克也氏などを含め総勢83名のアーティストによるカードアートを主役として展示。他にもウィザーズ・オブ・ザ・コースト開発スタジオの未公開設定資料や、日本で制作したアニメーション原画など、約200点を展示した「マジック:ザ・ギャザリング」のバーチャル・アート展を開催しました。
ambrは、本展の企画開発を担当しました。企画では、バーチャル・アート展というコンセプトを設計し、バーチャルならではのアート鑑賞体験の創造を目指しました。開発では、メタバース構築プロダクトxambrを活用し、本展専用にカスタマイズされた独自アプリを構築しました。また、企画開発においてはウィザーズのアメリカ本社チームとも連携し、また対象地域はアジア太平洋(※一部地域を除く)となる、ambr初のグローバルプロジェクトとなりました。
■本展の特徴
<カードアートの内側へ>
日本神話とテクノロジーが融合した1200年後の神河。 その舞台となる「都和市」や「母聖樹」のコンセプト アートの中に降り立ち、都市空間に縦横無尽に拡がるアート展を楽しめます。
<バーチャルならではのアート鑑賞体験:新Grab & Play>
カードアートを引くと、神河の世界を背景に目の前にカードアートが大きく広がるだけでなく、その左右には下絵が広がり、右下にはカードが、そして左下にはアーティストのプロフィールが出現します。VRモードではカードを持って様々な角度から鑑賞することも可能です。一方向だけではない、五感を刺激するようなイマーシブで複合的な体験を可能としています。
<カードからクリーチャーを召喚するインタラクティブ体験>
カードから「Dragon Spirit」を召喚し目の前に広がる3D体験は迫力そのもの。さらに、ここではアートにプレイヤー自身が命を吹き込むというコンセプトを重視し、単に3Dアニメーションを再生するだけではない、展覧会のメインのメッセージを込めました。
<コミュニケーション>
「マジック」に興味を持ってもらうためのインフォメーションセンターとして、またファン同士が交流を図る場として「八角堂」エリアを用意しました。ユーザーのマジック歴やマナの好み、さらにはARENA IDを任意で表示できる機能をネームプレートに集約し、初対面でも会話のキッカケが生まれるような工夫を施しました。
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